ユリ熊嵐(コミック版)を読んだという話
どうも神原/片倉です。
ここのところ原稿を書きながら
映画とか漫画とか小説とか小説の書き方とか
色々メディアを消費していたのですが、
今日はユリ熊嵐のコミック版を読みました。
かつて「輪るピングドラム」のアニメ版と小説版で展開にあまり差異がなかったので
コミック版も似たようなものかなと思い込んでいたのですが
何これ導入も展開もキャラ配置も違うやん
と驚いてTwitterで喚き散らし、これはちょっと記事にしておこうかと。
アニメ版の脚本から何か得ようとして
「まいのわ嵐」を書いた身としては記事にせずにはおれないと。
そういうわけです。
記事の体裁になっていないのですがなんか残さずにはおれないと。
↑書いたやつの詳細はこちら。
で。
早い話が「翻案」であって「コミカライズ」ではないという代物でした。
アニメ版では紅羽と銀子、両方に狂気が内在しており、
それぞれがそれぞれ住む世界に相容れない存在であり、
ともに排除の対象となり、またお互いに愛憎が入り交じりながらも
最後まで己のスキ(信念)を貫いた。
といった感じの内容でしたが、コミック版では
紅羽が見つけられる側でわりと普通(なおマタギの家系)
銀子が狂気ガン振りで世界中の生き物すべてがクマに見える(紅羽だけ例外)
るるは健気(これはいつものことだ)
純花が魔女(わけがわからないと思うが)
世界観もかなり現代寄り
百合裁判?そんなものはない。
といったように、まるで同じキャストで異なる脚本を用い、
されどアニメと同じ命題を追いかける、
といった内容になっていました。
全然レビューになってない気がしますが
百合のこととなると語彙を失うので許してください。
こういうユリ熊嵐もあったのか。
幻冬舎さんありがとう……
おわりです。